2015/11/01

11 みなと松原の作業GOODS-4

蜂に刺されたときの応急手当

症状
ハチに刺された時の症状は
ハチの毒そのものによるものと、ハチの毒に対するアレルギー反応の2つがあり
局所症状と全身症状として現れる。

局所症状
刺されたところが腫れて痛む。
通常痛みは数時間から1日でなくなり
かゆみを伴うしこりが残り数日で消える。

全身症状
特にスズメバチに多いが、刺された際の毒の量が多かったり、毒性が強かったり
以前に何度も刺されたことがある場合には
蕁麻疹、呼吸困難、発熱、血圧低下などの症状を呈し
ショックによって命にかかわることもある。

処置

次の手順で処置を行い、安静にしする。
20〜30分ほど様子を見て、異常がないようならひとまずは安心。
途中で様子が少しでもおかしいと思ったら、直ちに医療機関に受診する。
1 刺されたらその現場からすぐ数十メートル離れる。(巣から離れる)
2 刺された傷口を流水でよく洗い流す。
ハチの針が残っている場合は、指でつまんで毒液を再注入しないようにそっと抜く。
3 爪などで傷口周囲を圧迫し、毒液をしぼり出す。
ハチ毒は水に溶けやすいので
傷口から毒液をしぼり出すように、もみながら流水にさらすと効果的
4 抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏などを塗布する。
5 濡れたタオル・保冷材等で冷やし、安静にする。

過去にハチに刺されて具合が悪くなった方や
様子がおかしいと感じたら
直ちに医療機関を受診する